2010年11月1日月曜日

お父さんごめんなさい。

解放のプロセスの中で、自分の内側が変化してくることがありますが、
自分以外の人の態度や振る舞いが変わってくることもよくあります。
ミラクルです。



アウェイクニングコース、ありがとうございました。
一日目の、あさかさんがしてくださった両親との関係を見るワーク、
実は、すみません。わたし、寝転がって熟睡してしまいました。
眠りそうなら座っていればよかったのに。そう言われていたのに。
寝転がりたくなって横になって、
途中までガイドの声を聞いていたのですが、
気がついたら全てが終わっていました。

最近、母との関係はすこぶる良好なので、その時間は特に父との関係が
鍵だろうと思って、父の気持ちをよく味わうつもりだったのに。
逃した~!という感じがしました。

そして、そのすぐあとの休憩時間にトイレに行ったら、
頭に、「お父さんごめんなさい。」という言葉が浮かんできました。
そうだ、電話しよう、と思いました。

いつぞやこのMLで書いたのですが、わたしが父に対して長年言うことの
できなかった鬱憤の気持ちをぶちまけて罵って、
父がわたしのことを勘当だ~!と言って終わったやりとりの後、
その後何の会話もせず糸口も作らず、あーあ、どうしよう、
という感じで過ごしていました。

それで、コースの休憩時間にトイレで言葉が浮かんでから、
父に一日一回ぐらい電話かけていました。
でも、父は電話に出ません。
4-5回かけても出ません。折り返しもきません。

一日目二日目ぐらいは、まぁ、そうかい、という感じで淡々と
受け止めていたのですが、
四日目ぐらいになっても電話が繋がらないとなると、
さすがにはぁ~と落胆の気持ちが出てきます。
ええ~もしかして、真面目に勘当!?というような、
なんだか悲しいようなきゅーんとするような感じもします。
お父さんよっぽど怒ってるのかなぁなどのコメントもどんどん溢れてきます。

で、さきほど、やっと父から電話がきました。

全然普通に話せました。
何度も電話くるから何か大事件でも起こったのか?
と言ってました。

あのときは勢い余って随分ひどいこと言ってごめんなさい、
ご迷惑をおかけしてます。
と、すんなり言えてしまいました。

父とわたしだと意地の張り合いのような会話になって、
頑なな態度や会話になるパターンが多々あったのが嘘みたいに、
普通にすんなり、言えてしまいました。

父は、ははは、と笑ってました。

前に言い合いになったときは、
雷みたいに「働け!」と怒鳴っていた父が、

さっきの電話では、ははは、と笑いながら、「働け(笑)」
と笑っています。
で、わたしも、笑いながら「うん。そうする。」
と返事しました。

今、すごく、ほっとしたような、
うれしいような、ああ~よかった!という感じです。

父の言いたいことは、以前とまったく同じだし、
わたしの言ってることも以前と基本的にまったく同じで、
まったく同じ会話の繰り返しなのだけど、
空気が全然違います。

和やかだし、すなおに父と話せています。

父に「働け」と言われたことへのわたしのなかでの反応が
全然違うのです。
以前はその言葉によって子供のころからの記憶が
たくさん暴れていました。
自分のひけめに思うところを責められているようで、
もう、いやだいやだー!の反応でした。

今は、父の言い方もマイルドで、
責められている感じもしないし、
責められている感じがしないからこっちも
防御体制をとる必要もない。

なにごとかと思ったら、なんだ、そんなことだったのか、
と父は笑ってました。

うれしいです。
ありがとうございます。

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